とても暖かい日が続いている熊野の山間部。
桜が散り始めた今日、お米の種籾を播きました。
播いたトレーの数は約70枚。
種まき用土は手作りの籾殻燻炭と、用土を半々の割合で調合して行われました。
籾殻燻炭は、通気性が良く、昼夜の温度差を最小限にするとのこと。
1トレーにつき、播種量は70g。標準より薄播きとし、丈夫な苗作りを目指します。
細かな作業一つ一つに、農家さんの経験から生まれる知恵を感じます。
農業はやり方人それぞれ。正解がないのも面白味の一つですね!
籾を播いたら覆土をし、並べてシートをかけ、発芽を待ちます。
今回、お昼ご飯を農家さんのご厚意に甘え御馳走になったのですが、どれもこれも手料理が美味しいこと!
お喋りを楽しみながらみんなで美味しく頂きました。
農家さんは作業の合間にもお庭でゼンマイ(山菜)を天日干ししていました。
灰汁抜きをしたゼンマイを揉みながら干して、保存するそうです。
今は野菜が少ない端境期ですが、農村では様々な山菜が採れ始める季節です。
スーパーマーケットに行かなくても身近で食材が得られ、美味しい食卓ができてしまう。
とても豊かな土地です。ここで暮らす方達の、自然と共にある暮らしがとても素敵です。
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