11月13日、信楽焼きの窯元・童心窯さんにて窯出しが行われました。
10月30日に火入を開始し、11月5日までの約一週間の窯焚き作業では童心窯の会員、有志のみなさん、そして窯焚きサポーター17名が参加して下さいました。
今回は目指す1250度までがなかなか上がらず、終盤はみなさんお疲れの様子でした。
窯焚きを延長しようかとのお話も出ていましたが、薪が足らず予定より少し早めに窯が閉じられました。
心配していた焼き上がりは大きな問題もなく、橋詰先生も安心した様子。
今回も多くの方に支えられ、無事に窯焚きを終えられました。
ありがとうございました。
今回も窯焚きの様子を写真で載せています。
(毎回、サポーターさんみなさんのお写真を撮ることが出来ず申し訳ないです、、)
今回は平日の開催で参加出来なかった方や、作業が予定より早く終わってしまった為、窯焚きが出来なかった方もいらっしゃるかと思います。
また来年のゴールデンウィークの窯焚きにご都合が付きましたら是非御参加頂ければ幸いです。
今回、途中で引き出された作品です。
1,000℃の世界から出された器は、急激に冷却されていきます。
パチパチとした小さな音と、真っ赤な光を放つ姿はずっと見ていたくなる程美しい姿でした。
このパチパチとした音は、『貫入』と言って、高温から外気へ引き出されたことによる温度変化で生じるようです。
この急激な温度変化は陶磁器の素地と、溶け出した自然釉との膨張・収縮率が異なる為、小さな亀裂(=貫入)が入ります。
私は毎回、この引き出し作業を見る事をとっても楽しみにしています。
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